
きっかけ
2月、ハワイへ新婚旅行に行ってきた。ハワイは20数℃もあり、2月でも半袖、ショートパンツで過ごせる。とは言え少し敷居の高いお店に行くこともあるので、リネンの白いドレスシャツ、同じくリネンのパンツも持って行った。旅行から帰ってきたので、服たちの労をねぎらうべく、きっちりクリーニングしてみた。
白シャツは普通に洗濯すると黄ばんでいく
昔は僕自身ドレスシャツ(Yシャツ、カッターシャツ)をネットに入れて、普通に洗濯機で洗っていた。ところが襟ぐり、袖口が黄ばんできた。そこで洗濯機で洗う前に黄ばむ部分に塗る、襟袖用洗剤も試したが、結局黄ばみは解消されなかった。白シャツは普通に洗うだけでは黄ばんでいく。

なぜ黄ばむのか、どうやって落とすのか
自分で試行錯誤しても解決策が見つけられなかった僕は、クリーニング屋さんへ黄ばんだシャツを持ち込んだ、「毎日ちゃんと洗濯しているですけど、なんでこんな黄ばんでくるんですか?」クリーニング屋さんの答えは「襟、袖には皮脂汚れが付いていて、皮脂汚れは水じゃおちないんですよ、60℃ぐらいの熱いお湯じゃないと汚れが溶け出さないから…..」とのこと。
ある程度黄ばんでしまうとプロでも落とせない
皮脂汚れは普通に洗っていても落ちないことを教えてくれたクリーニング屋さんも、「皮脂汚れが酸化して、ある程度黄ばみが進行すると、もう落ちないので、シャツを着たらできるだけ早く洗った方がいい」とのこと。シャツを着た後まとめて洗うはあまり良くない。
そこで確立した僕の洗い方

用意するもの
酸素系漂白剤、重曹、ゴム手袋
※使う漂白剤は必ず酸素系漂白剤を使う!塩素系漂白剤を使うと、服の色が抜けてしまって着られなくなるので

※ここを確認して!
洗い方

①まずシャツを裏返して黄ばみやすい部分を表側にくるようにする。
※以下の作業は必ずゴム手袋を付けてやってください。ゴム手袋を付けないとやけどします。

②給湯器のお湯の温度を60℃程度にして洗面台に貯める、この時大切なのは、ちゃんと60℃のお湯が出るようになってからお湯を貯めること、僕はゴム手袋をしてお湯が熱くなったのを確認してから貯めるようにしている。

③洗面台にお湯を張ったら、酸素系漂白剤、重曹を適量いれる。洗剤をよくかき混ぜる。

④お湯と洗剤が混ざったらシャツを1~2分漬ける。漬け終わったら襟ぐり、袖口をもみ洗いする。

⑤もみ洗いを終えたら洗面台の栓を抜く、60℃のお湯を洗面台に貯める。シャツに付いた洗剤の成分を落とすためにもみ洗いをする。これをも一度繰り返す。

⑥もみ洗いを終えたらシャツを軽く絞り、ネットに入れて洗濯機で普通に洗濯する。僕は普段洗濯する衣類と一緒に洗います。
とは言えなかなか面倒くさい
とは言え毎回この洗い方をするのは面倒で、例えば仕事で毎日ドレスシャツ着るよ、という人はドライクリーニングに出すのも手です。ドライクリーニングは皮脂汚れが溶け出すぐらいの高温で洗うので、襟ぐり、袖口の黄ばみを防止できます。
コメント