
クラシックな服ばかりを着ていると、時々まったく違うテイストのアイテムが気になる瞬間があります。
普段の私は、テーラードジャケットやドレスシャツ、ウールスラックスといったクラシック寄りの服装が中心です。素材もコットンやウールなど天然素材がほとんどで、化学繊維系のアイテムはこれまであまり取り入れてきませんでした。
そんな中、最近気になったのが adidas の定番トラックジャケット、「ファイヤーバード」です。
もともとは週一回のトレーニング用としてセットアップで購入しようと思ったのですが、調べている内に、
「ジャケット単体で普段着として使っても面白いのでは?」
と思うようになりました。
実際に複数モデルを試着しながら比較してみると、同じファイヤーバードでもかなり方向性が違っていて驚かされました。
今回は、
- JOURNAL STANDARD 別注モデル
- スペイン代表モデル
- アーセナルモデル(未購入)
を比較しながら、
- 生地感
- サイズ感
- スポーツ寄りかファッション寄りか
- クラシック服との相性
についてレビューしていきます。
結論|街着なら別注モデル、トレーニングならスペイン代表モデル


先に結論を書くと、私の感想は以下の通りです。
- 街着として使うならジャーナルスタンダード別注モデル
- トレーニング用途ならスペイン代表モデル
- ファイヤーバードは意外とクラシック服と相性が良い
- 175cm・62kgで別注モデルはM、スペイン代表モデルはSを選択
特に印象的だったのは、「トラックジャケット=ストリート系」という先入観が良い意味で崩れたことです。
合わせ方次第では、大人っぽいクラシックな服装にも自然に馴染みます。
アディダスには「スポーツライン」と「オリジナルス」がある
購入を検討して初めて知ったのですが、アディダスには大きく分けて、
- 機能性を重視したスポーツライン
- ファッション性を重視した「アディダスオリジナルス」
があります。
今回試着したファイヤーバードは、「アディダスオリジナルス」側のアイテムです。
つまり、本格的な競技用ウェアというよりは、街着としてのファッション性を重視したシリーズということになります。
そこで今回は実際に、
- JOURNAL STANDARD
- アディダスオリジナルス
の両方の店舗を回り、試着しながら比較してみることにしました。
ジャーナルスタンダード別注モデルを試着|大人っぽい配色が魅力


まず伺ったのはジャーナルスタンダードです。
しかし、かなり人気だったようで、私の体型に合いそうなサイズは既にほとんど売り切れ状態。残っていたのはトラックパンツが2本だけでした。
「これはもう難しいかもしれない」
と思いながら、そのままアディダスオリジナルスへ向かうことに。
すると驚いたことに、オリジナルス側でもジャーナルスタンダード別注モデルを取り扱っており、しかもサイズもまだかなり残っていました。
早速試着してみたのですが、このモデルはかなり魅力的でした。
特に良かったのが配色です。
彩度を少し落としたボルドーに、ミディアムグレーのスリーストライプス。この組み合わせが非常に落ち着いた雰囲気を出していました。
派手過ぎず、それでいてしっかり存在感がある。
さらに、普段よく履いているオリーブ色のチノパンとも相性が良さそうで、「これはかなり使えそうだ」と感じました。
別注モデルは“ファッション寄り”の生地感だった

ただ、生地を触ってみると少し印象が変わりました。
見た目はかなり良いのですが、生地感はややゴワっとしています。
ファッションアイテムとして着るなら問題ないのですが、
「これでランニングするのは少し違うかもしれない」
というのが正直な感想でした。
そこで店員さんに聞いてみると、
「ファイヤーバードは配色だけでなく、生地感もモデルごとにかなり違います」
とのこと。
さらに、
「ランニングに使えなくはないですが、基本的にはファッションアイテムです。速乾性などのスポーツウェア的な機能はそこまでありません」
という説明もありました。
なるほど、確かに競技用ジャージというよりは“街着”寄りです。
ファイヤーバードのサイズ感|175cm・62kgで別注モデルはM、スペイン代表モデルはSを選択



サイズ感についても、モデルごとの差をかなり感じました。
ジャーナルスタンダード別注モデルは、通常のファイヤーバードよりややコンパクトな印象です。
ユニセックス寄りの設計なのか、全体的に少し小さめに感じました。
ちなみに私の体型は、
- 身長175cm
- 体重62kg
ですが、別注モデルではMサイズを選択しています。
一方で、スペイン代表モデルは別注モデルよりややゆとりがあり、生地も滑らかで動きやすい印象でした。
こちらはSサイズを購入しています。


実際に比較すると、スペイン代表モデルのSサイズは、別注モデルのMサイズよりもほんの少し身幅がタイトで、袖丈はやや長めというサイズ感でした。
トレーニング用途として着たかったこともあり、個人的にはこのくらいのフィット感の方が動きやすく感じます。
同じ「ファイヤーバード」でも、モデルによってサイズ感や着用感はかなり違います。可能であれば、実際に試着して選ぶのがおすすめです。
スペイン代表モデルを試着|スポーティーさが魅力
次に試着したのがスペイン代表モデルです。
こちらもベースカラーはボルドー系なのですが、別注モデルよりかなり鮮やかな色味でした。
さらに白のスリーストライプスが入ることで、一気にスポーティーな印象になります。
そして何より、ディテールがかなり面白い。

通常は左胸にあるトレフォイルロゴが右側に配置され、左胸にはスペイン代表のエンブレムが入っています。

さらに、ジップの仕様も特徴的でした。
通常モデルよりも大きめで存在感のある四角形のジップが採用されており、そこにアディダスのロゴが刻印されています。
こうした細かいディテールにも特別感があり、通常モデルとの差別化ポイントになっていました。

さらに背面には「España」の文字。
ちなみに「España」はスペイン語で「スペイン」という意味です。
こういう通常モデルにはない特別仕様は、やはり所有欲を刺激してきます。
スペイン代表モデルは滑らかな生地感だった
さらに驚いたのが、生地感の違いです。
スペイン代表モデルはかなり滑らかで、表面もすべすべしています。
別注モデルより明らかに軽快で、実際に着てみても動きやすい。
「これなら普通にランニングでも使いやすそう」
と感じました。
スリーストライプスの仕様も違った

細かい部分を見ると、両モデルはストライプの作り方も違っていました。
ジャーナルスタンダード別注モデルは、スリーストライプス部分にテープを縫い付けた仕様。
一方でスペイン代表モデルは、生地自体の色を切り替えることでストライプを表現しています。
この違いを見ると、
- 別注モデル → ファッション寄り
- スペイン代表モデル → スポーツ寄り
という方向性の差がかなり分かりやすいです。
最終的に2着購入しました
少し悩みましたが、最終的には、
- ジャーナルスタンダード別注モデル → 普段着用
- スペイン代表モデル → トレーニング用
として購入することにしました。
ちなみに、気になっていたアーセナルモデルは既に売り切れでした。
かなり人気が高かったようです。
クラシック服とトラックジャケットは意外と相性が良い



今回実際にトラックジャケットを取り入れて感じたのは、
「意外とクラシックな服と相性が良い」
ということでした。
これまで私のコーディネートは、
- テーラードジャケット
- ドレスシャツ
- ウールスラックス
- コットンチノ
といったクラシック中心でした。
しかし、そこへトラックジャケットを少し混ぜるだけで、コーディネートの空気感がかなり変わります。
特に最近は、“少し力の抜けた大人の服装”が気分なので、こういうスポーツアイテムは非常に面白い存在だと感じています。
もちろん、これからもスタイルの軸はクラシックなままです。
ただ、そこへ少しだけスポーティーな要素を加えることで、今までになかった着こなしができるようになる。
これはかなり新鮮でした。
まとめ|大人こそファイヤーバードを試してみてほしい
今回実際に複数モデルを比較して感じたのは、同じ「ファイヤーバード」でもモデルによってかなり性格が違うということでした。
特に、
- 生地感
- サイズ感
- ストライプ仕様
- ジップなどのディテール
- 配色
- ファッション寄りかスポーツ寄りか
この辺りは、実際に試着するとかなり違いが分かります。
そして何より、ファイヤーバードは想像以上にクラシック服と相性が良い。
「ジャージは若い人向け」
と思っていたのですが、むしろ大人が取り入れることで程よい抜け感が生まれます。
もし、
- クラシック服に少し変化を加えたい
- 大人っぽく着られるトラックジャケットが欲しい
- スポーツMIXに挑戦してみたい
という方がいれば、ファイヤーバードはかなりおすすめです。
少しでも参考になれば幸いです。

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